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幕末の英雄、桂小五郎は、実は逃げてばかりいた?
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桂小五郎といえば、幕末から明治維新にかけて活躍した倒幕の中心人物
ですね。ところが、実際はヒーローとしてのイメージから程遠い、逃げて
ばかりいたという記録が残っています。
まず。有名な「池田屋事件」。彼は定刻より早く着いたため、向かいの
因州屋敷で碁を打っていて襲撃を逃れた。
また、その一ヵ月後の「禁門の変」でも言い訳して戦闘に参加しなかった。
さらに、その後会津藩に掴まるが、連行の途中に大便をしたいといつわって
スキを見て逃げてしまう。
では、なぜこんなに命の危険から逃げることができたのか?
それは、幾松という京都の三本松の芸者をスパイとして雇い情報を得てい
たからなのだそうだ。
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≪今回の「本当かよ?」度≫
★★★☆☆(星3.0)
逃げまくっていたというよりは、人一倍用心深かったというべきでしょ
うか?
これほどの用心深さがあったからこそ幕末の混乱期を生き抜き、明治政
府の高官まで登りつめることができたのかもしれませんね。
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