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ゲーテ最期の言葉「もっと光を」の本当の意味とは?
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詩人、ゲーテの最期の言葉として有名な「もっと光を」という
セリフ。
「この深く、絶望的な世の中に、もっと光を」という意味で言
ったのだと言われています。
しかし、しかし、本当はこの言葉には続きがありました。
「もっと光を、格子戸を開けてくれ」と続くのです。
つまり、部屋が暗かったので明るくしてくれという意味で言った
のが本当のようですね。
いつの間にか、この前半のセリフだけが一人歩きしたのでした。
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≪今回の「本当かよ?」度≫
★★★★☆(星4.0)
ゲーテの日本語表記は、古くは「ギョエテ」「ゲョエテ」「ギョーツ」
「グーテ」「ゲエテ」など数十種類にものぼる表記が存在し、そのこと
を諷して斎藤緑雨は「ギョーテとは俺のことかとゲーテ言い」という川
柳を詠んでいます。
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◆あとがき
現在、ゲーテ生誕の地フランクフルトからゲーテゆかりの地、
フルダ-アイゼナッハ-エアフルト-ワイマール-イエナ-ライプチヒを結ぶ
約380kmにも及ぶ道のりはゲーテ街道と呼ばれています。
一度、旅行で行ってみたいですねー。
あー、最近、旅行に行ってないなー!!
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