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ジャンヌ・ダルクは処刑の後に復活して二児の母に
なっていた?
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「なに嘘言ってんだよ!」という声が飛んできそうですね。
でも、怒りを抑えて聞いてくださいな。
フランスの英雄ジャンヌ・ダルクが異端者として火あぶりに
されたというのはよく知られた話ですよね。
1431年5月30日のことです。
しかし、なんと彼女が五年後に忽然と姿を現し、結婚して二
児の母になったという記録が残されているんです。
1436年、フランスのメッツという町にジャンヌを名乗る女性
が現れ、ジャンヌの弟のプティジャンとピエールが半信半疑で
確かめに行きました。
彼らは、馬上武術試合に出場していたジャンヌを見て、
「間違いなく姉のジャンヌだ!」と叫んだそうです。
その後、彼女はアルモアールという貴族と結婚し、三年の間
に二人の子供を生みました。
ジャンヌを知っていた多くの人々が本物だと認めましたが、
国王だけはニセ者と断定したため歴史上、ジャンヌは火あぶり
で死んだことになっています。
さて、火あぶりにされたのがニセ者のジャンヌだったのか?
ちょっとした歴史ミステリーですね。
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≪今回の「本当かよ?」度≫
★★★★☆(星4.0)
フランスの危機を救った少女として脚光を浴びながら、そのわ
ずか二年後には「魔女」として、火刑にされる。
という悲劇は今なお多くの人々の関心を呼び、あらゆる視点で、
描かれてきました。
99年に公開されたリュック・ベッソン監督の「ジャンヌ・ダル
ク」もこうした作品の一つですね。
もしかしたら、「復活したジャンヌダルク」とかいう映画もそ
のうちできるかもしれませんね。
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タグ:ジャンヌダルク